瀬戸内国際芸術祭2010-③直島

【直島】


宮浦港

この島は、ベネッセが開発に携わったアートの島として有名です。美術館などは、今回の為に出来たものではありませんが、ここまで来たからには寄っていかないと!驚いたのは、人が多い事。バスも込んでいます。宮浦港には、世界的に有名になった建築家ユニット‘SANAA’の建物があり、中にはインフォメーション・カフェ・ミュージアムショップ・トイレあります。


地中美術館

地中美術館では長蛇の列が!入館後も鑑賞待ちがありますが、これは適切な人数で、ゆったり鑑賞してもらう為のものなので焦らないで待つといいと思います。作品は大きくとらえると建築も入れて4つだけですが、決して物足りなさは感じません。安藤忠雄氏の建築と作品の一体化が素晴らしい!ほとんどの作品が参加型で、各自それぞれ違う鑑賞の仕方が出来そう。ミュージアムショップ・カフェ・トイレあり。

カフェでは、海が見えるすばらしい景色を堪能出来ます。人が多い割にはすいている印象。ミュージアムショップにて、「MICHI-KUSA」という草花を生ける小さなガラス器を購入。

「MICHI-KUSA」


ベネッセハウスミュージアム


ベネッセハウス前の海岸

建物のデザインも面白く、広いスペースでゆったり鑑賞出来ます。レストラン・カフェ内にも展示があるので、見逃さないで。ミュージアムショップもあり。鑑賞後は、屋外作品を見ながら海の方に少し下って行くと、海岸に沿って広がる公園に出ます。見応えがある作品が点在し、テラスレストランでは絶景を前に、食事が出来ます。


家プロジェクト

「家プロジェクト」開催地区

廃屋と現代アートを組み合わせていくプロジェクトです。建築家の存在も無視出来ません。地中美術館などがある島の南側は、モダンな雰囲気ですが、このプロジェクトが行われている木村地区は、昔の家や町並みがそのまま残っていて、まったく違う雰囲気です。そしてそんな中で鑑賞する現代美術は格別です。

宮島達男氏・大竹伸朗氏・杉本博司氏・ジェームズ・タレル氏の作品があり、どの作品もすばらしい!宮島さんの作品は金魚のようで、杉本さんの作品は地下にもあります。


「茶寮おおみやけ」にて

江戸時代の大庄屋の長屋門を改装した「茶寮おおみやけ」での休憩もお薦め。




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