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2月, 2015の投稿を表示しています

美術館併設レストラン

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美術館併設のレストランはなぜフレンチやイタリアンが多いのでしょうか? さして疑問に思っていなかったこの事実に先日ひょんな事で気が付きました。 それは、お正月明けの東京国立近代美術館で外国人観光客が 「なんだ、せっかく日本に来たのだから日本料理が食べたかったのに・・・」 と言っているのを聞いた時です。 東京国立近代美術館併設のレストランは「ラー・エ・ミクニ」 もし美術館で懐石料理までいかなくても、簡単に回転寿司や立ち食い蕎麦などでジャパニーズカルチャーを味わえたのなら、外国人だけでなくサクッと食事を済ませたい日本人にとってもうれしいはず。彼らは結局何も食べずに美術館から足早に去ってしまいました。 お腹を空かせて疲れ果ててでは、鑑賞どころではなく単なる苦行に過ぎません。 私も何度か併設レフトランは満席だし、他に食べる処もないしで苦行を強いられた経験があります。 セキュリティの問題などいろいろあると思いますが、たくさんの人に来場して欲しいのなら、来場者が求めているものにちゃんと答えていく必要があるのではないでしょうか? 近い将来、美術館ならではのユニークなデザインの回転寿司、そば・うどんなどのお店が併設される事を強く期待します!

国立近現代建築資料館

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行こう行こうと思いながらのびのびになっていた 「国立近現代建築資料館」に先日行って来ました。 この資料館は2012年に出来たばかりで(公開は2013年から)、あまり知られていないかもしれません。 企画展は年に1~2回というスローなペースで、その期間以外はクローズです。 入館には平日無料だけど前日までに予約が必要、というちょっとしためんどくささがあります。 その為躊躇していたのですが、土日は予約なしで(「旧岩崎邸庭園」と共に)入場出来るとの事で、 [アーカイブにみる菊竹清訓展]の最終日に滑り込みました。 ‘建築は文化を表明するもの’ ‘文化は作るのに500年かかる’ ‘建てられた建築は、もうそこの自然の一部になっていなければいけない’ などの素敵な言葉にうっとりとして出てきたら、 高度経済成長期に建てられたビルでしょうか、エアコンの室外機がまるでビルの外観デザインの様! これもある意味時代の一証人。 いいか悪いかは別として、光をあびて胸を張っている様に見えました。   次回の企画展の日程は未定で、HPをチェックして下さいとの事です。   国立近現代建築美術館