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7月, 2011の投稿を表示しています

Nice(ニース)その他の美術館

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南仏案内 もいよいよ終盤となってきました。今回は、ニースにある今までご案内してこなかった 小さな美術館 をご案内します。 まずは 『 TheAERe De LA PHOTOGRAPHie eT De L'iMAGe』 こちらは、ギャラリーラファイエットもあるメインストリート、 Avenue Jean Medeisan にあるショッピングセンター ‘NICE ETOILE’ の脇の道、 Boulevard Dubouchage を3~5分程進んで行ったところにあります。普通の建物の小さな入り口ですので、見落とさないようにして下さいね。 「TheAERe De LA PHOTOGRAPHie eT De L'iMAGe」入口 私が行った時は 「le Photogramme」 という企画展をやっていました。こじんまりとした企画でしたが、建物をよ~く見る、天井や壁の細かな細工に遊びがあり、興味深かったです。 2つ目は、華やかな 『Mus é e Mass é na(マセナ美術館)』 有名な海沿いの道、 Promenade des Anglais 沿いにあります。 入っていいのかしら?と心配になるほどゴージャスな庭と建物です。 「マセナ美術館庭」 庭では自由にくつろぐ事が出来ますが、夏は暑いです(!) 入場は無料ですが、美術館へ入るには、お庭を突っ切って反対側の通り( Rue de France )まで進み、お隣りにある ミュージアムショップでチケット(というか紙きれ・・・)を貰わなければいけません。 ミュージアムショップ こちらがチケットを頂けるミュージアムショップです。 美術館はイタリア、ナポレオンに縁があり、(こちらの館はナポレオンに仕えていたイタリア系の人の持ち物だった。)華やかで荘厳な感じです。 「マセナ美術館」内部 私が訪れた時は、ナポレオン時代の衣装の特別展が企画されており、素敵なドレスが一杯!でも、当時の人って意外と小さかったんですねぇ~、ドレスが小さい!そしてニースの歴史を知る展示も少しあります。 美しい地中海を眺めるのもいいですが、こんな素敵な別荘風の建物で午後のひと時を過ごすのもお勧めです! 最後は 『Mus é e des Beaux

chocolat(チョコレート)-②

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南仏紹介の合間に、 chocolaterie(チョコレート屋さん) のご案内です。 この暑い夏にショコラ~?と思われるかもしれませんが、そうなんです。この暑い夏こそショコラで乗り切りましょう。チョコレートには元気を与えてくれる力がありますから。 まずは1軒目、六本木にある辻口さんのお店 『Le chocolat de H』 開店当初は、込んでいてなかなか入る事が出来ませんでしたが、この季節は訪れる人が比較的少ないのでねらい目です。お勧めは chocolat chaud(温かいチョコレートドリンク) (冷たいものもあります)日本で本格的なショコラショーを戴けるお店は少ないので貴重です。ショコラショーを一杯だけ戴いて帰る予定だったのですが、せっかくなので、ショコラのシュークリームも。暑いので、お持ち帰りではなくその場で戴きました。 もう一軒は、銀座にある 『Christian Constant』 パリにあるこちらのお店を知ったのは、リッツに研修に行った時ですから、もう8年前ぐらいでしょうか?担当のシェフにお勧めのお店は?と聞いて教えて戴いたのですが、強いショコラの香りに衝撃を受けたのを覚えています。それからあっという間に店舗も増え、パリのお店ではなんと!お惣菜も売られています(こちらもおいいしい)。 残念ながら、東京のお店では、 ボンボンショコラとタブレット(板チョコ) のみですが、すべてパリのお店から空輸されていて、本場と同じ香りを楽しめます。でも、気をつけて!香りは長持ちしません。この気温ですし、飲食スペースは無いのでお店を出たらすぐ戴きましょう! 『Le chocolat de H』 は 2020年現在、六本木店舗は移転し銀座と渋谷に店舗あり 『Le chocolat de H』   『Christian Constant』 は2020年現在、日本には店舗なし。フランスでレストランを展開している。 Christian Constant

プロヴァンス市場とMusée Peynet(ペイネ美術館)

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アンティーヴのピカソ美術館を訪れたなら、 プロヴァンス市場 へ立ち寄るのがおすすめ! アンティーブの活気ある市場 活気のある市場で、通常の野菜などに加え、 スパイス・ハーブ 、そして フルーツのコンフィ や タブナード などがあり、その種類も多く、味見もさせてくれます。 タブナードは、量り売りでも売られていますが、 日本への持ち帰りを考えたら、ビン詰めの方がいいと思います。 私は購入する際、マダムが強く勧めてくれるものを保留にして、 全種類味見をし、その結果マダムが薦めてくれたものに落ち着いたのですが・・・その時のマダムの得意そうな顔ったら・・・ 写真がないの残念! カラフルで種類豊富なスパイス カラフルなスパイスやコンフィ使い方も尋ねると親切に教えてくれます。 バラの花びら入りのお塩 なんかもありました。 ハーブティの種類も豊富! ハーブの種類も多い!私はここで、デトックス効果がある、と説明されたハーブを購入いたしました。 写真撮ってもいい?」 と聞くと、 「へ?何で聞くの?いいに決まってるじゃない!いっぱい撮って宣伝して」 と言われました。パリでは、「Non!」 と言われる事もあるんですけどね・・・。こちらの方は皆、本当に愛想がいい^^。 古いレシピで作られたお菓子 画像は悪いですが、珍しいものを発見!昔から伝わる作り方に忠実に作った、この地方の‘ サブレ’ だそうです。あまり人気がなくひっそりと売られていたのですが、迷わず購入。 健康クッキーみたいなお味でした。ところで、ここでは男性が皆、 ピカソ に見えてしまうのはなぜでしょう?(つるっとした頭で、少々小太りというか、がっちりとした体型で、日に焼けたお顔・・・)彼らも意識しているのでしょうか?(他の地に比べて、頭がつるっとした人が多かったのは気のせいではないと思う・・・。) フランス語の教科書にも出てきた魚屋さんの看板 旧市街は、ちょっとひなびた素敵なところです。 地味だけどおいしそうなレストラン、お魚屋さんからお菓子屋さんまで、元気なお店が並びます。 そう、いい意味での生活臭があり、おいしいものを食べよう!楽しく生きよう! という力強いエネルギーを感じます 。もしかしたら、そんなところがピカソ、彼と重なるのかも