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2012年、一番印象に残った展示

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今年もたくさんの企画展を拝見しましたが、印象深かった企画を1つを挙げるのなら、 東京ステーションギャラリーの「始発電車を待ちながら」 東京駅復元工事完成記念展で、力も入り予算もあったのでしょう。それにしても作家のセレクト、煉瓦壁の展示室と東京駅や鉄道をテーマにした作品との相性が素晴らしく、会場を出た時に聞こえる改札の雑踏までを計算していたのでは?企画者に拍手です。 どうぞ良い年をお迎えくださいませ。

印象に残った作品

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今年も様々なアートからたくさんの感動を頂きました。 その中から敢えて1つ選ぶのなら、香川県の屋島ケーブル山頂駅で拝見したLeandro Erich の「美しく捨てられて」でしょうか。 建物の影の様に見えるのはフェイク。入り口に見えるのは鏡。それらの使用で、見捨てられて止まった時と場所を見事に表現。そして作品に昇華させています。またそのタイトル通り、既に作品は‘瀬戸内国際芸術祭2013’終了後に撤去済み。完璧です。 ✴︎彼の作品「スイミング・プール」は 金沢21世紀美術館 に設置されており、いつでも鑑賞できます。

ふたりのアトリエ

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フランスの彫刻家アリスティド・マイヨールをモデルに制作された映画。 柔らかな光がとても綺麗な、静かな静かな映画でした。 繊細な光と空気感に、新たな創作意欲を掻き立てられるアーティストもいるのでは? 映画に出てくるマイヨールの代表作「地中海」は岐阜県立美術館所蔵です。 東京での公開は残念ながら終了し、只今全国巡回中。 公式ホームページ: www.alcine-terran.com/Atorie/

植田正治

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東京ステーションギャラリーで‘ 植田正治のつくりかた'を拝見しました。 計算のもと作り込まれた、シンプルで静かな世界を展開されるので、クールな 方かと思っていましたが、どうやら違う様です。 1月5日まで。 ギャラリーの階段付近の鑑賞もお忘れなく!

お引越しして来ました。

アメーバからお引越ししました。 これを機に溜まった記事を投稿したり、更新をまめにしたいと思います。 よろしくお願いいたします。 とはいえ、まだ使い方がよく分かっていないので不安・・・。

大地の芸術祭の里

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新潟で開催されている、「大地の芸術祭の里」に行ってきました。 開催年ではないのですが、常設になっているものはゆったり鑑賞できます。 ‘土地’のもつ絶対的な強さを感じると共に、そこにある小さくとも複雑な多くの問題を感じずにはいられませんでした。それでも、多くのボランティアに支えられたこの芸術祭を、応援していきたいと思います。 大地の芸術祭の里 http://www.echigo-tsumari.jp/