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ポムタペ(Pomme tapée)を使ってみた

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以前 「アンヴォワーズで訪れて欲しいお店」 でご案内しました≪ポムタぺ≫   大事に取っておいた、いえ取って置き過ぎた≪ポムタぺ≫をようやく使ってみました。 大丈夫かなぁ~と恐る恐るでしたが…さすが伝統技法!大丈夫でした^^。 *ポムタぺ(Pomme tapée) 直訳で、叩かれたりんご。 ロワール地方に古くから伝わる保存方法で干して叩いて保存します。 ‘干し柿’の様なものですが、そのまま食せずもどして使用します。 「昔ながらの方法を残そう!」と考える方々の努力で受け継がれており、洋ナシバージョンはポワールタぺ (poire tapée)。 もどし方はいろいろありますが、購入時に頂いたレシピを基に赤ワインでもどしてお菓子にしました。 太陽をたっぷり受けて育った果実が手間暇かけて大事に保存され、海を渡り、私のもとへ、 ギュッと詰まった旨味がパ~と口の中に広がり幸せな気分にしてくれました。 まだ少し残っているので、今度は料理に使ってみようと思います。  説明はフランス語になりますが、こちらで《ポムタペ》の作り方が分かります↓ http://www.letroglodespommestapees.fr/version/fr/presentation.php

「花と緑のぐんまづくり」2015in中之条

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「花と緑のぐんまづくり」2015in中之条に行って来ました。 メイン会場の花の駅<美野原>は中之条駅から離れていますが、土日は駅から無料シャトルバスが出ています。 静かで人も多過ぎず、トータルではなかなかいい旅だったのですが情報不足で移動にちょっと無駄が出てしまいました。その反省を踏まえて、 お勧めルートをご案内しながら振り返りたいと思います。 (こうすれば良かったな~というルートです^^) 中之条駅はかなり山の中、‘花と温泉の町’ 赤羽9時10分 発 (大宮9時26分発)の特急草津に乗車、 中之条11時00分着 。 11時30分発のシャトルバスまで、トイレ休憩と[スタンプラリー]。 スタンプラリーの用紙は駅で配布しています。 駅から近い①②を周る。 中之条駅11時30分発の無料シャトルバス でメイン会場の 花の駅<美野原駅> へ。 11時50分着 入り口は上原菜摘さんの素敵なアートライブペインティング 吉谷圭子さん監修のイングリッシュガーデン ゆっくりお散歩をしたり、足湯(温泉)に浸かったり、‘ハーブ館’で良い香りに癒されてお茶休憩したり、‘福寿館’で名産のお土産を購入したりしても 13時30分発中之条駅行きシャトルバス に乗れるでしょう。 帰りは ふるさと交流センター <つむじ> というところで 途中下車 します。 食事はこちらで取るのがお奨めです。 ⑦<つむじ>の円形広場を囲む形のショップやカフェ ‘おてのくぼ’で定食 その後[スタンプラリー]③④⑤⑥⑦⑧を徒歩で周ります。 ここのスタンプラリーは良く出来ていて、これらを周ると中之条の素晴らしい文化施設に出会えます。 ⑧「鳥追い太鼓ギャラリー」 吾妻第三小学校が⑥「ミュゼ」に   「ミュゼ」は重要文化財に指定されています 文安時代に建てられたと言われている③林昌寺の山門 最後に抽選に参加して中之条駅へ(徒歩10分)。 帰りは 中之条16時07分発 の特急草津上野行きがお奨めです(大宮着17時43分、赤羽着17時58分)。   *無料シャトルバスは土日のみ運行です。行きの中之条11時00分着の特急電車も土日のみの運行です。 *そ

神奈川県立近代美術館(建物)

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神奈川県立近代美術館・鎌倉館の美術館としての機能は2016年1月31日をもっての終了しますが、‘建物’が存続する可能性はまだあるそうで安心しました。 「鎌倉館」は1951年に開館したなんと日本初の公立近代美術館だそうです。 そして建築はコルビジェの流れをくむと言われる板倉準三によるものです。 日本家屋の様に天井を支える柱と石の土台 よく見ると内藤礼の作品が設置されています 時代を感じる階段室 たてものは、多くの人間を巻き込んでの考察と話し合いから出来上がるとてつもなく大きな労働の塊だと思います。 そして優れた建築からはその時代を象徴するデザインのみならず、技術をも垣間見られます。 そんな建物を簡単に壊してはいけないと思います。 幸い多くの方の存続運動の力で、神奈川県と地権者である鶴岡八幡宮が存続の為の補強工事などの話し合いに入っている様なので期待しましょう。 建物はもちろん、設置されている作品、彫刻や壁画なども存続させてもらえるといいと思います。 そして一般の人も建物に入れる活用、例えばカフェなどだと更に嬉しいです^^。 1957年に制作された田中岑氏の《女の一生》という壁画      

神奈川県立近代美術館

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  お天気が続く、GW中≪神奈川県立近代美術館・鎌倉館≫に行って来ました。 お日柄も良く、敷地の鶴岡八幡宮で結婚式が執り行われていました 2016年1月31日(日)の閉館までの3回シリーズのPart1:「 1985-2016 近代美術館のこれから」で、 所蔵作品を観せていくものです。   所蔵作品はこの後≪ 鎌倉別館≫と≪葉山館≫に移動するそうでその整理も兼ねているのでしょうか、残念ながら見応えは余りありませんでした。 それでも一階のテラスから見える景色は相変わらず見事で、天井に映る波紋はまるでアートの様で飽きさせません。 小町通りや鶴岡八幡宮は込んで歩けない程でしたが、美術館は拍子抜けするほどガラガラ。 閉館前に是非訪ねて欲しいと思います。   帰りは作家:大佛次郎が所有していた建物をカフェに利用している「大佛茶廊」で一休み、すぐ近くの喧騒が嘘のようなゆったりした時を過ごす事が出来ました。 茅葺き屋根の数寄屋造り 時間が止まった様な静かさ 大佛茶廊 は週末 のみの営業です。 鎌倉を離れる前に、お土産の 「こ寿々」 のわらび餅を購入するのも忘れませんでした^^。 *≪神奈川県立近代美術館・鎌倉館≫は美術館としての機能は2016年1月31日をもっての終了が決定していますが、‘建物’が存続する可能性はまだあるようで、少し安心しました。 PartⅠとPartⅡを観るとPartⅢが無料になる(!) 神奈川県立近代美術館 http://www.moma.pref.kanagawa.jp/index.html