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リスボンの最新アート情報!

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「ジェロニモス修道院」の回廊 2階 世界遺産に登録されている「ジェロニモス修道院」や「ベレンの塔」で有名なベレン地区。 ここはリスボンの中心から市電もしくはバスで30分程離れたところにあり、静かで落ち着いた地区です。 元発電所の建物を利用した美術館 そこに新たなアートスポットが誕生しました! 元発電所の建物を使った美術館もユニークですし、面白いところは他にも沢山! 新アートスポット「MAAT」。2016年秋にオープンしたばかりのギャラリー屋上より   詳しくはこちらをご覧頂けたらと思います。 「世界遺産の修道院も!新アートスポットも!リスボン ベレン地区徹底ガイド」  

「リビングルーム / ミシェル・ブラジー」を観て

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銀座メゾンエルメスフォーラムで開催中の「Living roomⅡ/ Michel Blazy」が面白い! ミシェル・ブラジーはモナコ生まれのフランス人で、生きているものとアートをリンクさせ、生もの(殖えるもの・腐るもの・消えるもの・・・)のサイクルを独自の視点で表現するアーティストです。個人的には、2012年に Le Plateau(パリ)で彼の個展を観てからずっと気になっていました。 パリではもっと挑発的でしたがこちらはトウキョウ仕様?お行儀がいいです。 エルメスに合わせて視覚的に美しく整えて来たのでしょうか。 一つ一つの作品は観るだけでも楽しめますが、多くのメッセージが込められているのでまさにリビングルームとしてじっくり滞在するのがお勧めです。分からない事や疑問に思った事はスタッフの綺麗なお姉さんに質問すると親切に教えてくれますよ。 <かたつむりを放つ> 2009-2016 カタツムリの排出物で描かれた作品。 カタツムリが制作するのですから制作年月もかかる。 <かたつむりを放つ>2009-2016 の全体像   絵本の中に迷い込んだ様な不思議な世界 雨で濡れた壁を演出しているのはビニールの様だけど、ある自然素材。だから剥がれ落ちもする。(何の素材かは会場で確認してね^ ^) <珊瑚>2009 チョコレート・バニラクリーム・卵で出来た絵。ネズミがかじった跡もそのまま絵の一部になっている。   <オーレリーの靴>2016 いつも草を踏みつけているスニーカーが今度は草に食べられてしまう? <ハルオ>2016 ハルオさんのフェロモンが出る椅子。‘私はいい匂い’と思ったけど、スタッフのお姉さんは別の方がいいと言っていた…。(男性バージョンがもう一脚あります<フユヒコ>だったかな?女性バージョンの<アヤコ>もあります。)   日本では1999年の世田谷美術館・他「パサージュ:フランスの新しい美術」や、2011年の杜美術館「フレンチ・ウィンドウ」でも彼の作品が紹介されてきましたが、個展は今回が初めてだそうです。 銀座メゾンエルメス ~おまけ~ ご参考までに、以下は私が2012年にパリのLe Plateauで観たミッシェル・ブラジーの作品です...

The High Line と Gallery

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The High Line 配線となった高架鉄道跡を利用した公園付き遊歩道。 線路を残した箇所もあり、木材の床はそのラインに沿って美しくデザインされている。 雨だったけどウォーキングを楽しむグループも多数いた。 このハイラインが通ってる Meat Packing District 周辺 とギャラリーが集中する W 20~27th St の辺りは盛り返してきており、ハイラインのお散歩と組み合わせると楽しい休日が過ごせそう。 チェルシー地区、特に20~27ストリート辺りにギャラリーが集中しているが、 美術館の様に大きなスペースをもつところが多い。 作品によっては何人もの警備員がついていて物々しい。   隠れ家の様な中庭をもっているギャラリーも。 どこのギャラリーも連絡先を残すとオープニングパーティーのお知らせなどをすぐ送ってくれる。 連絡先を残したのだから当たり前といえば当たり前だが、 日本では連絡先を残してもなしのつぶての事があるから、ちょっと感動。 その他、ギャラリーではニューミュージアム近くのLower East Side の辺りにも新しい風が吹いてきそうな予感。 こちらでは今旬で売れています、という作家よりもむしろ若い人、これから出てきそうな人を紹介している。   いずれにしてもアメリカの経済状況は悪そう。 荒れているというより、ボヨヨ~ンと停滞している感じがする。 安全なのはとてもいい事。 そしてあんなテロの攻撃を受けたのだから、こうなるのも必然? でも、これでいいのかなぁ~というのはいろんな場面で感じた。 学ぶ事もいろいろあったけど^^。      

サン・ポール・ド・ヴァンス(マーグ財団美術館ーⅡ)

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美術館を出た後は、バスの時間までバス停近くのレストランでお昼でも! なんて名前の料理? 写真のものを頂きました。 何という名前の料理なんでしょう?実は私が頼んだものはクレープで、まったく違う料理が出てきてびっくり!いまだにこれが何であったのか分かりません(>_<) 余りにもイメージの違う料理に唖然とし、‘これは私が頼んだ料理?’と聞くのも忘れてとにかく頂きました。 ハムの様なお肉は、野生味あふれ、右奥のものはアルミホイルで包まれたジャガイモで、アツアツにバターを付けて頂きます。おいしいです。周りを見回すと、この料理を召し上がっている方が多いので、この辺りの名物料理なのでしょうか? お店の方も、私の言葉が良く聞き取れず、‘きっとこの料理に違いない!’と思い込まれたのかもしれません。ただ、フランス地方のオープンテラスで召し上がった経験がある方はよくご存知だと思いますが、ハエがブンブンたくさん飛んでいて、料理やパンにも容赦なく止まるんですね。それを手で追い払うのが忙しかった・・・。 まだバスの時間まで間があるので、先程通り過ぎた気になる ギャラリー を覗きに行きました。 ギャラリー外観 そのギャラリーは、バス停からマーグ財団美術館に向かう途中の右手にあるのですが、庭にも彫刻が点在しているとても素敵なギャラリーです。「こんにちは~」と声を掛けても、わざとらしく咳払いしてもギャラリーの方はどなたかとおしゃべりしていて一向にお構いなしっ、て事は自由に観ていいって事ですよね? ギャラリー内部 なかなかいいギャラリーです。コレクションの質も、センスもいいです。庭の彫刻は旅をテーマにしている作品が多かったですね。 ギャラリーの庭 そろそろ、バス停へ。ちゃんと調べておきました! ‘St Paul’ のバス停は通過してしまう事があるって事を。 だからきちんと 、‘Village-Fondation Maeght’ のバス停へ! ところが、ちょっと不安になりました。そのバス停には、誰も居ない・・・ でも、ちゃんと書いてあるし、待ちました。20分・・30分・・バスが来ました!さあ、手を挙げて!・・ 通過です。 なぜ? 「ちょっと!止まってよ~!」 思わず日本語も・・・。 ‘何で何で?どうして?日本人(東洋人)嫌い...