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12月, 2010の投稿を表示しています

今年最後の洋梨

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前にも書きましたが、季節の果物はその季節に頂くのが主義です(主義とは大げさですが・・・)。 そしてその季節の最後には、味も落ちてきますし季節はずれの感がぬぐえないので、コンポートやお菓子にして頂きます。 今 年最後の洋梨 は、 コンポートにしてチョコレートムース を載せて頂きました。 おいしいものをありがとう感謝の気持ちを込めてー。 皆様は今年はどんなお年でしたか? 私は相変わらずでしたが、ブログを始めた事は新しい挑戦でした(*^▽^*) でも、使い方が分からなかったり、デジカメで撮った写真をアップ出来なかったり、と申し訳無い状態で・・・。 それにも関わらず、友達にも家族にも教えていないのに、色々な方に見ていただけた事は本当に嬉く思っています。 来年は、 南仏のご案内 に加え、今年あまり書けなかった 国内の美術展 や おいしいレストラン情報 などもお届けしたいと思っています。よろしくお願いいたします。 どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。

Stollen(シュトレン)

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  Joyeux No ë l Stollen(シュトレン) を食べる日もあとわずかとなりました。 シュトレンとはご存知の方も多いとは思いますが、 ドイツが発祥の地である発酵菓子で、中にはお酒に漬け込んだドライフルーツやナッツ、ローマジパン(アーモンドを原料としたもの)、スパイスなどが入っています。 クリスマスのお菓子です 棒状の形と、粉糖を振りかけた白い衣の様な姿から、14世紀の頃より、 イエスキリストの誕生時に白い布で包まれた赤ん坊の姿を表現しているとも、パン屋さんが12月に司教に献上したものであるとも言われています。 そして薄くスライスして少しづつクリスマスの日を待ちながら頂くのが良いとされています。 私は毎年11月の末に多めに作って、2週間ぐらい寝かした後、お世話になった方などに差し上げています。 自分で言うのも・・・ですが、自分のシュトレンはかなり気に入っています。 以前長らくドイツに住んでいた、というフランス人に差し上げたら、 日本の家庭でもシュトレン作るの?と驚き、後ほどお味の感想をメールして下さったのですが、 それによると、 「とてもおいしかった。ドイツのそれと比べるとより軽く、繊細な味に感じた。日本でこんなにおいしいシュトレンに巡り合えるとは思っていなかった!感動した!」でした。 褒めていただけたのはうれしかったのですが、それと同時にもっと重いシュトレンってどんな感じなんだろう・・・と気になりました(*^▽^*) 良いクリスマスを

Eze(エズ)

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今回は、あの有名な鷲の巣 Eze Village(エズの村) のご案内です。 エズの小道 こちらへは ニースより長距離バスの82番か112番 で行けます。 同じ方向に感じるマントン方面のバスはこちらには行かないので注意が必要です。 国鉄の駅からは遠いですし、なんと駅は無人駅なので、バスの方が安心だと思います。 ‘鷲の巣’ の事は カーニュ・シュル・メール のところでも書きましたが、それは、切り立った崖の上にあるので下からはまったく村があるとは分かりません。 でも、崖の上の鷲の巣からは、すばらしい絶景を見下ろす事が出来ます これは中世、敵から身を守る為に出来た形なのですが、本当に良く出来ていると思います。 バスを降りたら、少し坂を上るような感じで皆が行く方へとついて行くと、右手に イ ンフォメーション が見えます。 そちらで地図を頂くと安心です。 ずっとこんな感じの道が続く 小さな村なので、くるっと一周するのは1時間ぐらいで十分ですが、せっかくですから脇道にそれてみたり、お土産屋さんを覗いたり、景色の良いカフェでお茶をしたりすると楽しいと思います。 途中にある、有料の植物園からの眺めがいいとされていますが、私はそちらを通り過ぎてもう少し進んだ所にあるお墓(またお墓です)からの眺望も良いと思います。 段々に続いていくお墓 お墓から見下ろした海 おそらく、エズは南仏では一番有名な鷲の巣でしょう。 その為か観光客がとても多いです。 私も観光客の1人としておじゃましたので、こう言うのも何ですが、あまりにも観光客が多く、雰囲気のある小道も行列状態。私としては期待していた分ちょっと残念でした。 ただ、 こちらでちょっと素敵な老夫婦をお見かけしました。 素敵な身なりのお二人なのですが、そっと手をつないでゆっくりとした足取りで階段を上がっていかれます。 そしてムッシュの手にはビニールに入ったレモンが2つ・・・。 とある扉の前で立ち止まり、ポケットから鍵を、あ~こちらにお住まいの方だったのですね。 別荘として利用されているのかもしれませんが、私は観光地としか捉えていませんでしたが、大切に残してきたこの村に、今も大事に住み続けていらっしゃる方を目の前にし、感動しました。 堪能したいのなら、やはりこちらに