Monaco(モナコ) Ⅱ

Musée Océanographique de Monaco(海洋博物館・水族館)の前から、観光名所を周るプチ トラン(小さな路面電車)が出ています。
その乗り場の向こう側の遊歩道を歩いて行くと、広場(Place de la Visitation)に出ます。
その広場に面して、『Chocolaterie de Monaco(ショコラトリー・ド・モナコ)』があります。
『Chocolaterie de Monaco(ショコラトリー・ド・モナコ)』入口付近
こちらは皇室お気に入りのchocolaterie(ショコラトリー)で、サロン(喫茶スペース)が併設されています。

夏だった為、溶けてしまうチョコレートのお土産は諦めて、店内のサロンで‘chocolat chaud(ショコラ・ショー)’をオーダーしました。小さなタブレット付きでした(^O^)/
集合時間が近かった為、余り時間が無く、マダムに
「すみません余り時間が無いのですが、すぐお願い出来ますか?」と尋ねると気持ちよく、
「ええ、すぐ、すぐお持ちしますね。大丈夫ですよ。」
と言ってパパッと手際よく作って下さいましたo(^▽^)o

その後、広場(Place de la Visitation)からカジノや高級ホテルが立ち並ぶMonte-Carlo(モンテカルロ地区)へ移動。
広場からは、6つ地区を結ぶバスが出ており、本数もあります。
係りのムッシュがテキパキと案内してくれます。
モンテカルロのカジノ

カジノ(Casino de Monte-Carlo)の入り口
カジノ(Casino de Monte-Carlo)では、私は圧倒されて写真を撮っただけで失礼したのですが、語学学校で同じクラスのドイツ人の男の子は、パスポートを見せて中に入って行きました。
後で、
「賭け事の結果はどうだった?」と聞いたら
「賭け?何もやっていないよ。」と言われ、
「何も?じゃ何にし行ったのよ。」と言うと、
「見たんだよ。じっくり、自分の目で見てみたかったんだよ。」
と言われました。
あ~!そうか!せっかくここまで来たんだから、ラフな格好だからとか、賭けるほどお金持ちじゃないからとか思わないで入ってみればよかったな~
と反省しました。
もっともその日は、そもそもパスポートを持参していなかったので、入ませんでしたけど・・・。

という訳で、私はカジノには入らず、近くのショッピングセンター(Metropole shopping center)でお買い物。
入り口のモニュメントは、日本人作家のもの
ショッピングセンターへと道路を渡る時、なんかこの通り見覚えあるな~と思ったのですが後でよくよく地図で確認してみると・・・それはあのF1のコースとなっている道でした。
 
さて、ショッピングセンターですが、こちらにはあちこちに警備員が配置されています。
その警備員がかっこいい!映画に出てくるハンサムなS.P.みたいです。
そして、質問にも丁寧に答えてくれます。
当たり前の事ですが、きちんと‘お客様’として接してもらえるのはうれしい事です(‐^▽^‐)
 
センターの中には、王室御用達の食器屋さん(Manufacture de Monaco)やネイルサロン、ブランドショップなどいろいろありました。
エディアール店内、こちらは普通の‘パート・ド・フリュイ’
ぐるっと一巡りした後、結局私が購入したのはエディアールで入手したモロッコの伝統菓子(手で摘まめるフランスのフルーツゼリー‘パート・ド・フリュイ’に似たもの)と、ラデュレの文房具だけでした。
モロッコの伝統菓子はちょっと固めのゼリーでスパイスや、ローズ水などで香り付けされています。
なじみの無い香りなので苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、異国情緒たっぷりでやはり乾燥している国のお菓子だわ~と思いました(‐^▽^‐)

その後は近くのカフェ・ド・パリでアイスクリームを購入。
フランスにいらした方はご存知だと思いますが、こちらのアイスクリームはとってもおいしいですね。
決して安くはないですが、素材そのものの味が伝わってきて、是非味わって欲しいものの1つです(*^▽^*)
そして、おいしいアイスクリーム屋さんを見つけるコツはたくさん人が並んでいるお店を見つける事!です。
なんか他力本願みたいで嫌ですが、やはり知らない土地ではこれが一番!
 
帰りは、海を眺めながら先程とは反対の東側の駅入り口(Pl.Ste-Devote)に向かい、またまた電車で帰りました。
モナコは駅もゴージャスな感じ

モナコはお金持ちが訪れる国、というイメージで、ょっと近寄りがたかったのですが、訪れてみてびっくり!
とても素敵な所でした。
どのように素敵かと言うと、まず綺麗(清潔)!
国としての規制で道でのポイ捨て、喫煙を禁止している為ごみなどが道に落ちていない!
トイレなども綺麗!
きちんとしている(案内などが的確・正確・早い)!
そして、男性が映画スターの様に(?)かっこいい!
観光での収入が多い国なので、接客業の方の物腰がスマート、英語も良く通じる。
といった所でしょうか。
でも、
「あ~モナコに住みたいな~」と言ったら、語学学校のスタッフは皆口を揃えて、
「お金がたくさんなくちゃ駄目よ!」というので、う~んやっぱり住む事が出来るのは、本当に限られた方達なのでしょう。
でも、観光で訪れただけでも、そのすばらしさは満喫できるので、
お近くに行かれた際はお立ち寄りになられたらいかがでしょうか。

モナコの詳しい情報はこちらでどうぞ。
 


このブログの人気の投稿

【建築巡礼ー5:アールトによるルイ・カレ邸】

【アート通信ー25:ベルリン・集合住宅「ジードルング・ブリッツ」】

【建築巡礼ー10:シャトー・ラ・コストChâteau-La-Coste】