クリスチャン・ボルタンスキー展


庭園美術館で開催中の「クリスチャン・ボルタンスキー _アニミタスさざめく亡霊たち」を観てきました。
ボルタンスキーに庭園美術館は合わない気はしましたが、大好きな作家なので足を運びました。

建物の説明や各居室の説明展示の「アール・デコの花弁」との同時開催でした。
その為もあるとは思いますが、彼が会場をどのぐらい読み取っていたのかも少し疑問です。
建物を見せる事とボルタンスキーの展示を同時に成すには無理があったのでは?
作品の声(音声)が小さすぎたも要因の1つかもしれません。
とは言え、ミュージアムカフェでゆっっくりし、閉館間際にもう一度会場に戻ると外は暗く、人気の無い部屋の重みと共に先程とは違う対自が作品と出来ました(^ ^)
 
ここは建物の個性が強いので企画を選ぶのは大変だと思いますが、折角新館が出来たのですから今後は思い切って新館の展示と本館の展示を分けるのも1つの方法ではないでしょうか。

 

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