東京都美術館にて「木々との対話」を観て
東京都美術館で開催中の
「木々との対話ー再生をめぐる5つの風景」を観てきました。
会場に入ると、8000本の木と陶ブロックで組み立てた國安孝昌(くにやすたかまさ)さんの大作が目に飛び込んできます。
「木々との対話ー再生をめぐる5つの風景」を観てきました。
会場に入ると、8000本の木と陶ブロックで組み立てた國安孝昌(くにやすたかまさ)さんの大作が目に飛び込んできます。
凄い迫力です。
尚、こちらの製作風景はロビー階の「木々のアトリエ」で、制作過程の写真と実際に使った材料の展示で紹介されています。
*「木々のアトリエ」にはその他、一般に木彫で使われている木の大量なサンプルがあり、手で触れて木肌を確認する事が出来ます。
國安さんの作品と真逆の力で迫ってくるのが、須田悦弘(すだよしひろ)さんの作品です。
東京都美術館「木々との対話」
國安孝昌さんの新作〈CHI VA PIANO VA LONTANO〉 |
写真で15日に渡る制作過程を紹介 |
使われたのはこちら、杉の間伐材と陶ブロック |
國安さんの作品と真逆の力で迫ってくるのが、須田悦弘(すだよしひろ)さんの作品です。
須田悦弘さんの作品、会場でひっそりと咲くユリ |
アートラウンジでは開館当初から使われている展示ケースの中に展示されている |
須田さんの作品は「情報室」や「アートラウンジ」にも展示してあり、お宝さがしの様に館内をめぐる楽しさがあります。
また、別室に展開する土屋仁応(つちやよしまさ)さんの作品群は木なのにちょっと見ただけでは木に見えません。
船越桂(ふなこしかつら)さんの作品は相変わらず素敵で
田窪恭治(たくぼきょうじ)さんの作品は、会場での旧作展示の他、新作が屋外にあります。
東京大空襲で被災した美術館が建つ前からそこにいた樹齢400年のイチョウの木と、ここで作られた彼の新作とのコラボです。
出品作家のトークや学芸員によるギャラリートークなど関連プログラムも充実しているのでお勧めです。
10月2日まで。
東京都美術館「木々との対話」