江戸東京博物館で「レオナルド・ダ・ヴィンチー天才の挑戦」を観て

両国の江戸東京博物館で開催されている「レオナルド・ダ・ヴィンチー天才の挑戦」に行って来ました。
糸巻きの聖母》という名画が来ていますが、展覧会の趣旨は作品を鑑賞するというよりむしろ‘レオナルド・ダ・ヴィンチ’という人物を紹介する展覧会でした。

具体的には、
・影響を受けた者の作品からレオナルドの凄さを浮き彫りにする。
・レオナルドの‘鳥の様に空を飛ぶ憧れ’を現実にする為に取り組んだデッサン・模型などを直筆ノートと共に紹介する。
・レオナルドの土木事業・都市計画に関する知識や発明などの紹介をする。
などでした。
江戸東京博物館 NEWS Vol.92 より
彼の‘ひととなり’がよく分かる構成でしたが文字が多く、若干難解な言い回しもあるので小さなお子様には厳しいかもしれません。
 
彼は晩年、フランス王に招かれて‘近くに住んで話を聞かせてくれるだけでいい’と住居(クロ・リュセ城)を与えれましたが、確かにこんな知識やアイデアあふれる人ならば、そう言われた事にもうなずけます(*^^*)
*クロ・リュセ城に関しては以前書きました「レオナルド・ダ・ヴィンチのお城」をご参照下さいませ。

 

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