Whitney Museum of American Art

ホイットニー、ホックニー、ホッパー、この‘ホ’で始まる名前でいつも混乱する。
‘ホイットニー美術館’
名前の通りホイットニーさんが始めた美術館。
アメリカの作家に焦点を当てて収集している。
現在の建物の設計はバウハウス出身のマルセル・ブロイヤー。
ホイットニーさんというと、隣人の様だが、彼女は鉄道王の子孫。
それを意識したのか、建築の一部にコンテナをそのままはめ込んだ様な構造部分があるのがおもしろい。
訪れたのはちょうど2年に1度の‘Whitney Biennial’ の時だったので、通っぽい人が多かったが、常設でも建物と一体化した展示空間を持つカルダーのコレクションは必見。
おもちゃの様なものから映像まで幅広い。
地下には評判の良いカフェもあり、1階から地下へ向かう空間も素敵。

Biennial 以外の時もかなり新しいアートを紹介しているようだが、来年(2015年)はチェルシーへ移転する(建築はレンゾ・ピアノ)。移転後もその発信が楽しみだ。

Whitney Museum of American Art
http://whitney.org/

このブログの人気の投稿

【建築巡礼ー5:アールトによるルイ・カレ邸】

【アート通信ー25:ベルリン・集合住宅「ジードルング・ブリッツ」】

【建築巡礼ー9 : ル・トロネ修道院 abbaye du Thoronet】