ヴァンス旧市街 Château de Villeneuve(ヴィルヌーヴ城)

さて、ヴァンスにはマチスの教会の他にも訪れたい所があります。
それは旧市です。
旧市街へは長距離バスターミナルからですと、東の方へ、Avenue de la Résistanceを辿って行き、徒歩5~10分です。
ニース方面からバスで訪れた場合、少し戻る感じになります。
そこは城壁に囲まれ、古い建物がそのまま残るとても素敵な所なのですが、観光客はあまり居らず、地元の方が市場に買い物にやって来たり、おしゃべりを楽しんだり、と和やかな雰囲気で日常の生活をそのまま垣間見られます。
旧市街の八百屋さん
そして、雑貨好きの人には嬉しいちょっとアンティークな文具キッチン関係の物がいろいろあります。
デザインもかわいくって私も色々購入したかったのですが、その後、St-PAUL de Vence(サン・ポール・ド・ヴァンス)に行く予定があったので、涙をのんで・・・我慢汗
カーニュ・シュル・メールについで再訪リストにアップです
こじんまりとした市場もプロヴァンス産のハーブや野菜が並び、いい感じです。
商店街にはBio(無農薬)限定の八百屋さんなどもがありました。
旧市街の噴水
旧市街に入ってすぐの噴水の脇にChâteau de Villeneuve(ヴィルヌーヴ城)があります。
ここではカーニュ・シュル・メールのグリマルディ城と同じ様にすばらしい企画展を見る事が出来ます。
・・・1966年に当時市長だったÉmile Hugues(エミール・ユーグ)によってFondation Emile Hugues(エミール・ユーグ財団)となり、現在は現代美術を中心とした企画展が開かれています・・・
私が訪れた時には、写真やビデオアート中心の展示でした。
いいな~と興味を引かれたものはほとんど、Avignon(アヴィニョン)のCollection Lambert(ランベール現代美術コレクション)から借りているものだったので、この次は是非アヴィニョンに行きたい!
Château de Villeneuve(ヴィルヌーヴ城)
入り口付近です。
入り口脇にはミュージアムショップがあり、他の美術館のカタログや作家の作品集なども置いてあります。

余談になりますが、会場内案内の女性は皆若くて美しかった。
美しい女性に「Bonjour!]と言ってもらうとなんか得した気分(!)

☆旧市街内にある大聖堂にはシャガールのモザイクがあります。
ひっそりとあるので、見落とさないように気をつけて。

美味しそうなレストランが一杯ある町の写真をもうちょっと撮りたかったですし、食事もしたかったのですが、ニースでバスに乗る際、(私は宿泊場所の関係で、始発からではなく途中から乗るのですが)、手を上げてもバスが停まってくれず(見えなかったんでしょうかね~?)、次のバスを待ったり、予定変更でサン・ポール・ド・ヴァンスを後に回る事にしたりした為、時間がなくなってしまって・・・やはりまた来ます^^;


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