<ロベール・ドアノーと時代の肖像>ベルナール・ビュフェ美術館にて

久しぶりに、静岡のベルナール・ビュフェ美術館に行って来ました。
開催中の<ロベール・ドアノーと時代の肖像>を観る為と、クレモンティーヌ・ドルディル氏と堀江敏幸氏による関連イベント<朗読会+対談:他者に映る自画像>に参加する為です。
美術館の建物は菊竹清訓氏による設計
 「なぜビュフェ美術館で写真家ドアノー?」と思いましたが展示を観て納得。
双方に共通するキーパーソンはなんと小説家のジャン・ジオノでした。
表現の仕方は違いますがジオノが織りなす世界に感銘を受け、それぞれが制作を続けたというのはとても興味深い事です。
他にもこの時代に生きたピエール・ベルジェとの絡みなど、彼らの制作に深く関わった人物も紹介されており、当時の芸術・文化の世界を浮かび上がらせていました。
イベントが開催された「クレマチス丘ホール」
イベントではドアノーのお孫さんであるクレモンティーヌ・ドルディル氏の話からドアノーの生き生きとした姿が想像出来、自分も当時そこに居た様な気持ちになれました。

お隣の「駿河平自然公園」
企画展<ロベール・ドアノーと時代の肖像>は2017年1月17日(火)までです。

ベルナール・ビュフェ美術館


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