今年一番に訪れた所は

今年一番に訪れた所は、美術館ではなくて映画館でした。
例年は美術館でスタートする事が多いのですが、今年は敢えていつもと違う事をしてみようという事で選んだのが‘映画館’です。
「黄金のアデーレ」を観て来ました。
まだこれから鑑賞される方の為に詳しくはお話しませんが、クリムトの何枚かの絵に関する知られざる真実の物語です。
ナチスの事、ユダヤ人の事そして作品の所有権の事などが折り重なった、暗いばかりではなくユーモアもある内容で、ノンフィクションという事が何よりの驚きでした。

個人的には2年程前、ニューヨークの「ノイエ・ギャラリー」を訪れた際、セキュリティーの厳しさとナチスに関する解説の多さに驚き、ずっと疑問だったのですがこの映画を観てその理由が分かり、すっきりしました(*^^*)
やはり決まった事の繰り返しではなく、たまには違った事もしてみるものですね(^ ^)
 
映画鑑賞の後は、良い"気"を取り入れる為に「日比谷公園」を散歩し、
皇居のお堀で深呼吸をして帰りました。

今年も色々な角度からアートをお伝えしていきたいと思っています。
どうぞ宜しくお願いいたします!

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