[高松次郎:ミステリーズ]

先日、東京国立近代美術館で[高松次郎:ミステリーズ]を拝見しました。

彼(1936-1998)は美術家である前に哲学者と言えるでしょう。
その為、今回の展示でも解説が多くちょっとつらい時もありますが、
「影ラボ」のコーナーでは実際自分がモデルになって作品になる疑似体験も出来ます。
*ここでは写真を撮る事が出来ます。

難解に感じる作品もその基にある理論が理解出来ると、‘なるほど!’と納得できて楽しいですよね。
ちなみに私は〈次元をずらして考えてまた戻す〉という理論と、それに基づいた作品《遠近法の椅子とテーブル》に‘なるほど!’でした。
展覧会チラシの写真より

[高松次郎:ミステリーズ]2015年3月1日まで
http://www.momat.go.jp/Honkan/takamatsujiro/index.html

このブログの人気の投稿

【建築巡礼ー5:アールトによるルイ・カレ邸】

【アート通信ー25:ベルリン・集合住宅「ジードルング・ブリッツ」】

【建築巡礼ー9 : ル・トロネ修道院 abbaye du Thoronet】