植田正治写真美術館

正式名称:伯耆町立写真美術館
 
1度は来てみたかった美術館。
理由は植田正治の作品が好きだから、建築もユニークと聞いていたから、そしてもう1つ、不便な場所にどのぐらい人が訪れているのか興味があったから。

やはり場所はかなり不便。
特急が止まる米子駅から2時間に1本の各駅停車で岸本駅下車、そこからタクシーで5分、電話で呼んで来てもらいます。
運転手さんの話ではタクシー利用者は1日に4~5組で、後はマイカー利用者が何人かいるとの事。
*正式名称の通り、1階では地元の写真団体の展示が行われていました。
 
商工会館と同居している民家のような岸本駅。切符は窓口で申し出て手書きしてもらいます。

高松伸による、ちょっと要塞のような建物。
 
内部はゆったりしており、周りの景色を上手に取り込んでいます。
窓から見える景色が植田正治の作品に重なるのは気のせいでしょうか。
彼の作品をよく理解している建物だと感じました。
 
入口裏手に、‘この前で写真を撮るといいですよ"という場所があります。
気が付かない人が多いので注意して下さい。ここで写真を撮れば誰もが植田正治になれます^^。
 
植田正治写真美術館 http://www.japro.com/ueda/

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