【アート通信ー28:「セゾン現代美術館」】
28回目のアート通信は、軽井沢にある「セゾン現代美術館」のご案内です。
現在、軽井沢には「軽井沢現代美術館」「軽井沢千住博美術館」「脇田美術館」「田崎美術館」「Karuizawa New Art Musium」など、名前を挙げるときりがないぐらいたくさんの美術館があります。有名な避暑地とは言え、その土地面積に対しての数の多さはずばぬけています。
そんな中、「セゾン現代美術館」は、軽井沢で一番初め、1981年にオープンした美術館です(旧名「高輪美術館」)。それ以来ずっとここから現代美術の普及に勤めてきました。7500坪もの庭園には小川が流れ、自然に溶け合うように彫刻が設置されています。
コレクションのレベルは高く、デュシャン、マン・レイ、ミロ、ウォーホル、リキテンスタインなど、立体から平面まで美術に詳しくない人でも「どこかで目にした!」と気付くような作品が多く収蔵されています。企画展も年に2回のペースで同時開催です。
開館した当時から、まだあまり知られていないアートをどんどん紹介してきた美術館。開館からだいぶ時は経ちましたが、その豊かな自然と静かな環境は変わっていません。
開館期間に注意して下さい。4月末~11月末のみの開館。木曜定休です。
「セゾン現代美術館」の余り知られていない凄い!ポイントは、こちらからどうぞ。
緑の中の美術館・軽井沢「セゾン現代美術館」のここがすごい!
現在、軽井沢には「軽井沢現代美術館」「軽井沢千住博美術館」「脇田美術館」「田崎美術館」「Karuizawa New Art Musium」など、名前を挙げるときりがないぐらいたくさんの美術館があります。有名な避暑地とは言え、その土地面積に対しての数の多さはずばぬけています。
そんな中、「セゾン現代美術館」は、軽井沢で一番初め、1981年にオープンした美術館です(旧名「高輪美術館」)。それ以来ずっとここから現代美術の普及に勤めてきました。7500坪もの庭園には小川が流れ、自然に溶け合うように彫刻が設置されています。
彫刻の素材・形などは様々ですが、中にはこんな作品も!一見ただの橋に見えますが、若林奮氏の「鉄橋」という名前の作品です(橋としての機能も兼ね備えています)。
初夏は新緑、秋は紅葉と季節ごと違う表情をみせる庭を散歩しながら、ひとつひとつ、作品を見つけていくのは楽しいものです。
そんな森に埋もれるように存在する美術館の建物は、自然の景観を壊さないように低く計画されています。日本を代表する建築家である菊竹清訓氏(1928-2011)の設計です。
庭のみの入場は無料ですが折角ここまで来たら展示も観ていきたいですね。
フランシス 真悟「Bound for Eternity(red)」2008 <レイヤーズ・オブ・ネイチャー>展より |
内容にもよりますが、鑑賞時間は常設展・企画展合わせて1時間~あれば充分でしょう。
また、併設のカフェ「ヤマアラシ」ではテラス席がお奨めです。ブランチやランチの用意もあり、地元の無農薬素材を使ったオリジナルメニューも充実しています。
ここにもさりげなくアートが展示されています。見つけられるかな?
開館した当時から、まだあまり知られていないアートをどんどん紹介してきた美術館。開館からだいぶ時は経ちましたが、その豊かな自然と静かな環境は変わっていません。
開館期間に注意して下さい。4月末~11月末のみの開館。木曜定休です。
「セゾン現代美術館」の余り知られていない凄い!ポイントは、こちらからどうぞ。
緑の中の美術館・軽井沢「セゾン現代美術館」のここがすごい!