【アート通信-17:「東京都写真美術館」】
アート通信-17として、「東京都写真美術館」をご案内します。
「東京都写真美術館」は「恵比寿ガーデンプレイス」内にあり、写真・映像を専門とする公立の美術館で、1995年に開館しました。
写真・映像ほど時代を瞬時に、鮮明に反映させる分野は無いと思います。記録という性質もありますが、今、まさにその時代をそのまま映し出したり、ほんの少し先を予測したりといった未来感もあり、ちょっと大げさですが、生きている限り決して目を離してはいけない分野だと思います。
さて、こちらの美術館は2016年に改装し、それに伴い英語名(Tokyo Photographic Art Museum)をもじったTOP(トップミュージアム)という愛称になりました。しかし、こういうアルファベット愛称・略称はいかがなものでしょう?世の中にアルファベット3文字あたりが溢れかえると混乱すると思うのは私だけでしょうか?
という愚痴はほどほどにして、さっそくご案内です!
「ガーデンプレイス」地下にある案内板 |
「東京都写真美術館」の魅力の一つは、雨の日でも最寄駅の恵比寿駅より傘なしで行けるところだと思います。駅から「恵比寿スカイウォーク」を使ってガーデンプレイスに入り、ちょっと遠回りになりますが地下の案内に沿って進んで行くと美術館に辿り着けます。夏の暑い日、冬の寒い日もストレスフリーです。
入口前では美術館の外観に展示された、「植田正治」「ロバート・キャパ」など巨匠の作品がお出迎えしてくれます。
展示会場は地下1階・2階・3階にあり、それぞれ別の展示が行われています。そして1階には映像専門のホールがあり、映画・記録映像などを上映しています。どちらも専門性は高いですが、会場は比較的コンパクトなので気軽に覗いてみたらいかがでしょう。
写真美術館には鑑賞チケットが無くても楽しめるスポットがいくつかあります。
インフォメーション脇のミュージアムカフェ「メゾン・イチ」ではテイクアウトも可能です。ここで購入したサンドイッチをガーデンプレイスの「ひろば」の青空の下で頂くのもお奨めです!
写真美術館には鑑賞チケットが無くても楽しめるスポットがいくつかあります。
インフォメーション脇のミュージアムカフェ「メゾン・イチ」ではテイクアウトも可能です。ここで購入したサンドイッチをガーデンプレイスの「ひろば」の青空の下で頂くのもお奨めです!
また、2階のミュージアムショップも鑑賞チケット無しで利用出来ます。面白グッツなどもあるのでちょっとしたプレゼン探しにいいかも知れません。
4階の図書館も鑑賞チケットとは関係なく無料で利用出来る場所です。写真・映像に関するカタログや雑誌・蔵書が豊富にあり、閲覧室にないものも請求すれば書庫から出してきてくれます。
最後に、インフォメーション脇には自由に持ち帰れる美術館ニュース「eyes」という小冊子はとてもありがたい冊子です。定期的に発行されており、こちらを読み続けると写真・映像関係に間違い無く詳しくなれます!
展示などの個別の情報は下記HPより確認して下さい。興味深いワークショップもありますよ!
夏休みには子供向けのものもあります。
夏休みには子供向けのものもあります。