巨匠の仕事・老舗の仕事
中里太郎右衛門窯で絵付けした湯飲み |
湯呑み、と言う事でしたが、私はこれで日本酒を頂こうと思います^^。
今回は縁あって、多くの窯を訪問させて頂きました。そこで印象深く感じたのが巨匠と言われる方々の仕事の幅の広さです。自身の作陶に専念するだけでなく、啓蒙活動にも時間と労力をかけるその姿勢に打たれましたました。逆に言えば、巨匠だからこそ出来る事なのかもしれません。
例えば、唐津焼の巨匠である中里太郎右衛門氏の窯では氏自ら案内して下さり、作業の工程などを丁寧に説明して下さいました。巨匠ともなれば何の心配もなく自身の制作に打ち込めると思っていましたが、来客の接待からこの世界(ここでは唐津焼)をより広める為に異業種の人ともコンタクトを取るなど、その活動は多岐に渡っていました。
全ての巨匠・老舗が同じではないかも知れません。また、地方都市という事もありここ唐津ではその傾向が強かったのかも知れません。ともあれ、今回の訪問で巨匠の仕事・老舗の仕事に関する私の認識は少し変わりました(*^_^*)
今回は縁あって、多くの窯を訪問させて頂きました。そこで印象深く感じたのが巨匠と言われる方々の仕事の幅の広さです。自身の作陶に専念するだけでなく、啓蒙活動にも時間と労力をかけるその姿勢に打たれましたました。逆に言えば、巨匠だからこそ出来る事なのかもしれません。
14代中里太郎右衛門氏と11代が制作したダルマ |
老舗ギャラリーの方にもお話を伺いました。こちらでも唐津の街が盛り上がっていくには何をしたら良いのか、「唐津焼」を世界により広めていくには何をしたら良いか、という視点で地域と共に行動されていました。