お江戸 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 3月 14, 2015 最近気に入っている本です。 人文社の「広重の大江戸名所百景散歩」 広重によって描かれた春夏秋冬のお江戸が紹介され、その絵が描かれた正確な場所と時代背景も記されています。 例えばこちらの41景[市ヶ谷八幡]なら、 左ページの上に当時の地図、左下に現在の地図が示され、更に文章でその辺りの当時の様子や史実が記されています。 "へ〜!"という事も多くてとても興味深いです。 実際に訪れて絵が描かれた場所と同じ所に立って見渡すと、当たり前ですが当時と全く異なる景色が広がり"ここ?"という感じになりますが、お掘りや川そして大通りは当時のままで、歴史の大きなうねりの中に居る自分を感じられて、ちょっとロマンに浸れます。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
【建築巡礼ー6:VITRA CAMPUS・・・有名建築家の作品展示場?】 6月 18, 2016 VITRA CAMPUS は、 世界的な 家具メーカである、ヴィトラ Vitra社の自社施設で ドイツのヴァイル・アム・ライン Weil am Rhein にあります。 ヘルツォーク&ド・ムーロン Herzog&de Meuron によるショップ Vitra Haus(2010) 内部 将来有望と思われる建築家(近年は既に世界的建築家も含む)にそれぞれの施設を依頼して使用しています。 「ここは有名建築家の作品展示場?」 私の口をついて思わず出てきてしまった言葉です。 工場建屋を建築家に依頼する例は、ペーター・ベーレンス Peter Behrens によるAEGのタービン工場(1910年)などより多々あると思いますが、全ての施設を建築家に委ねている所は世界的にも珍しいのではないでしょうか? 広大な敷地には工場・アトリエの他、イベント用の建物、美術館、ショップなどが点在しています。 そのうち、 フランク・ゲーリー(Frank Gehry)のヴィトラデザイン美術館 Vitra Desaign Museum(1989) とショップへは誰でも自由に入る事が出来、工場やイベント用の建物へは見学ツアーで中に入る事が出来ます。 工場・アトリエ建屋は ニコラス・グリムシャ NicholasGrimshaw 、 フランク・ゲーリー Frank Gehry 、 アルヴァロ・シザ Álvaro Siza 、 サナア SANAA という錚々たるメンバーにより設計されています 。 個人的にはこの建物が一番「工場」らしくて好き。ニコラス・グリムシャウ Nicholas Grimshaw による工場建屋factory building(1981,1983) お尻の方だけですが、アルヴァロ・シザ Álvaro Siza による工場建屋 factory building(1994) 左側のサナア SANAA による工場建屋factory building (2012)は、右側のニコラス・グリムシャウ の工場と橋で繋がっている レースのカーテンの様に見えるサナア SANAA の工場建屋上部 下部はスカートのすその様 日本の建築家で... Read more »
【アート通信ー22:パブリックアート(六本木ヒルズ)】 1月 14, 2018 六本木ヒルズ、と言って思い浮かべるものはなんでしょう?ニョキっとそびえ建つビル、展望台、オフィス、あるいは映画館? 実は、六本木ヒルズには〈66プラザ〉〈毛利庭園〉〈けやき坂通り〉〈さくら坂〉を中心に、たくさんの世界的アーティストによる 屋外彫刻があります。 そこで今回は、美術館ではなく六本木ヒルズの屋外にパブリックアートとして設置している屋外彫刻をご紹介します。 「ママン」 ルイーズ・ブルジョワ まずはこちら、〈66プラザ〉に設置されている蜘蛛。六本木ヒルズの紹介映像でも良く見かけます。 この作品を作ったブルジョワ氏は、大嫌いな"蚊"を食べてくれる"蜘蛛"が好きでした。そしてその忍耐強い蜘蛛に、暴君の父に耐える母の姿を重ね「ママン」というタイトルを付けました。また、蜘蛛がお腹に抱えいる大理石の卵は、彼女の歪んだ少女時代の記憶から生まれた幸せな家族・愛への憧れの表現でもあります。 「薔薇」 イザ・ゲンツケン そしてその側に設置されているのがこちらのイザ・ゲンツケン氏による「薔薇」です。 まるでこの作品の為に造られた様な空間、〈ハリウッドビューティープラザ〉に設置されています。 個人的にはニューヨークのMOMA美術館で観た同じ作者の「薔薇」の方が印象深く感じています。設置の仕方の問題でしょう。 MOMA美術館の展示室から見た「薔薇」 MOMA美術館屋外から見た「薔薇」。 周囲に何もなく作品が際立ている パブリックアートではその設置の仕方がとても重要になってきます。そこで、ここからは六本木ヒルズでの『残念な例』と『良く感じられる例』に分けてご案内します。 例えば、〈けやき坂通り〉には9つのベンチの機能を兼ねたアートが設置されていますが、これらすべてはガードレールの柵寄りに設置されていて『残念な例』です。 「愛だけを…」 内田繁 例えば、内田繁氏による真っ赤な美しい流線型の作品。座ることも出来る素敵な作品なのに、ガードレールの柵が邪魔です。また、通りを背にしてここに座り、何を観たら良いのでしょう? 「この大きな~」 日比野克彦 通りを挟んで観ると、収集され忘れたゴミ袋の様に見えてしまう 個々の作品が良いだ... Read more »
【コルビジェ巡礼ー7:母の家】 4月 23, 2016 正式名称はla Villa「 Le Lac」(湖の家)です。 コルビジェとジャン・ヌレの設計により1923年、コルビジェが36歳の時に引退した両親にプレゼントした家で、スイス、レマン湖の畔にあります。父親はこの家に住み始めてまもなく亡くなってしまったので、実質‘母の家’という事なのでしょう。 個人的にはとても親しみを持ちました。なぜならその規模が小さく、自分の感覚で把握できるサイズだったからです。長さ16メートル、幅4メートル、長方形の平屋です。 庭より家を見る。ガラスの窓の様な扉が玄関。 中に入ると廊下はなく、ゲストルーム、食堂兼サロン、寝室、バスルームとわずかな仕切りだけで繋がっています。(このうち、ゲストルームは開閉式の扉で完全に仕切れます。) ゲストルーム。扉はすべて左側に収められる。 食堂・サロン 寝室 バスルーム どの部屋も南に面し、一連の大きな窓で繋がっているのでとても明るく眺望も素晴らしいです。しかも窓の高さが絶妙で、家の中から外を見ると敷地は見えず、まるで船に乗って航海している気分になります。 やはりある!屋上。 道路側より庭を見る。左奥の扉からはボート乗り場に直接出られる。 敢えて作った塀と窓。特等席。 庭から直接出られるボート乗り場。 庭に設置されている犬用の椅子。小窓から通りを行きかう人を見る事が出来る。 訪れた時は3月だったので緑も多くありませんでしたが、当時の写真を見るとうっそうと木々が生えているので、もっと緑に囲まれた家だった様です。 図々しい発想ですが、自分が住むなら自宅というより別荘かなと思いましたが、アルプスの山々やレマン湖を独り占めする眺望、庭からすぐボート乗り場に出られる解放感、とは言え、町から隔離されていないアクセス(駅まで徒歩20分)、細かいところまで気配りが行き届いた建物、「こんな家に住みたい!」と素直に思える家でした^^。 la Villa「 Le Lac」 コルビジェ巡礼はこれで終わります。 次回からは 今回の旅で触れた素晴らしい 建築・場所 について触れていきたいと思います。 *‘ コルビジェ’の表記について ... Read more »
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