お江戸

最近気に入っている本です。
人文社の「広重の大江戸名所百景散歩」
広重によって描かれた春夏秋冬のお江戸が紹介され、その絵が描かれた正確な場所と時代背景も記されています。
例えばこちらの41景[市ヶ谷八幡]なら、
左ページの上に当時の地図、左下に現在の地図が示され、更に文章でその辺りの当時の様子や史実が記されています。
"へ〜!"という事も多くてとても興味深いです。
 
実際に訪れて絵が描かれた場所と同じ所に立って見渡すと、当たり前ですが当時と全く異なる景色が広がり"ここ?"という感じになりますが、お掘りや川そして大通りは当時のままで、歴史の大きなうねりの中に居る自分を感じられて、ちょっとロマンに浸れます。

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