豊島美術館

瀬戸内海の豊島にある美術館。
建築家:西沢立衛とアーティスト:内藤礼による作品で建物ごと作品になっています。
去年は瀬戸内トリエンナーレの年だったので人で溢れかえり、もらった整理券では帰りの船に間に合わない、と泣く泣く諦めましたが今回は大丈夫でした。
土曜日でしたが去年の混雑はどこへやら?という穏やかさで、スムーズに入場出来ました。是非訪れて欲しい、体感して欲しい美術館なので詳細は語りません。
 
美術と建築の融合は当然として、造形と自然の融合は長らく私の中で答えの出ないテーマでした。‘雄大な自然、繊細な草花の揺らぎに勝る美は無いのではないか?そこに人の手による形が入り込む余地はあるのだろうか?’と考え込んでいました。
 
この作品はまさにその問題を解決した、というか軽く飛び越えていってくれました。
造形の究極の姿と言えるかもしれません。
 
 
*豊島美術館:http://www.benesse-artsite.jp/teshima-artmuseum/

このブログの人気の投稿

【建築巡礼ー5:アールトによるルイ・カレ邸】

【アート通信ー25:ベルリン・集合住宅「ジードルング・ブリッツ」】

【建築巡礼ー9 : ル・トロネ修道院 abbaye du Thoronet】