Nice-Ⅱ (旧市街 お買い物)

ニースの旧市街は、
駅の東にある大通り、
Av.Jean Médecin(ジャ・メドゥサン通り)の突き当たりにあるマセナ広場(繁華街の中心的な存在)と、
地中海に挟まれたかたちで広がっています。
アップダウンがあり、道は細く古い建物の間を縫うように
曲がりくねっていますが、Palais Lascaris(ラスカリ宮)Chapelle de la Miséricorde(ミゼリコルド礼拝堂)などの 見所や、お土産物屋さんも多く、そぞろ歩きに最適です。
今回は、そんないくつかのお店を中心に御紹介いたします。
まずは、マセナ広場から東へBouleuvard Jean Jaurèsを進み
1つ目の右斜めに進む道Rue de la Préfectureに入ります。
少し坂を下りる感じです。
                     

 ☆ この地図は、 フランス政府観光局オフィシャルサイトよりお借りしています。
http://jp.franceguide.com/.html?nodeID=191&EditoID=33387


その道の左手にお勧めの‘かご屋さん’「パレ・ド・ジレがあります。
丈夫そうで、シンプルなデザインのものが多く、預かったかごや、椅子の修理をマダムがしてらっしゃる様子から、アフターケアも万全の様です。(旅行者には関係ありませんが・・・)
私が購入したのは、これ、
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大きさと機能性で選びました。取っ手に皮ひもで細かい物を入れる小袋が付いていて便利です

いろいろ手に取って、鏡の前に立っていたら、イタリア人御夫婦に、
「あらあの子ったら、いろいろ試しているわ!ふふo(^-^)o」と笑われてしまいました。


Rue de la Préfectureをそのまままっすぐ進み、突き当たりを左へ、そしてすぐ1つ目(Rue du Château)右へ進むと、前回お話した‘城の丘(城跡)’に進めます。

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Rue de la Préfectureの突き当たりを、右に曲がるとかわいい雑貨屋さんやおいしいアイスクリーム屋さんがあります。
                                

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こちら(Fenocchio)のアイスクリームはおいしい!
写真はしょぼくれていますが、いつもたくさんのお客さんであふれています。
お店の前のベンチに座って食べていたら、陽気なスペイン人の男性が
「おいしいかい?」
「うん!すっごくおいししい!あなたも食べた方がいいわよ!」と答えると、
「そうかいそうかい、そうだろうとも!」と言ってご自分も買いに入っていかれました。
彼は、スペイン語、私はフランス語だったのですが、おいしいものの話題ではまったく問題なしなのが不思議です(‐^▽^‐)


私は落とすのが怖いので、いつもカップを注文するのですが、
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イチジクとバラです。







そのまま進むとすぐCours Saleya(サレヤ広場)に出ます。こちらでは、よくマルシェ(市場)が開かれています。
そして周りにはレストランが一杯。
さすがに、写真はとれませんでしたが、大きな足つきのガラス皿に砕いた氷が満たされ、その上に海の幸が美しく盛られ、それをシャンパーニュと共に優雅に、美しい細い指でいただいている若いとてもきれいな金髪の女性、そしてそれを見つめる彼・・・という映画の様なシーンもありました。

サレヤ広場を西方向に進んでいくと、その道はSt-François de Pauleとなり、お土産にふさわしいお店がいくつかあります。
まずは、右手にある古いお菓子屋さんAuer(オエー)

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創業1820年と歴史のあるお店で、店内は荘厳な雰囲気、チョコレートマシュマロフルーツのコンフィなどが一杯、私は日持ちのするPain d'épice(パン・デピス)と、マロングラッセを購入しました。
そのまま進むと右手に
オリーブの専門店「オリヴィエラ
店内には産地別、種類別にさまざまなオリーブが整然と並んでいます。味見も出来ます。
イタリアのものが香りが良く、味も濃く感じがしたのですが、せっかく南仏に来たので、プロヴァンス産のオリーブオイルを購入しました。
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その斜め向かいに、「Alziari(アルジアリ)」が、こちらは老舗です小さいお店なのですが、各国からお土産用のオリーブオイルを求めて多くの人が訪れていました。
ハーブ入りのオリーブオイルなどもありましたが、私が購入したのは、ザ・オリーブオイル。シンプルなものです。

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こちらのお向かいには、エトワール」という雑貨屋さんがあります。
お値段も手ごろで、お土産に良さそうな気のきいたものが色々あります。写真は、オー・ド・トワレリボン
お花や海などをイメージした香りなどもあったのですが、私が購入したのはビスキュイの香り、ビスキュイとはフィンガービスケットのような生地の事なのですが、ビスケットの香り?・・・じゃないんですね、おいしそうっていうより、カサッとした感じ、乾いた香り、海辺で使う日焼け止めクリームの香り?良くこのビスキュイの香りっていうのは、ワインやチョコレートでも香りの表現で使いますよね。
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とてもあちら的な香りだと思ったので、こちらを購入いたしました

その後、オリーブオイル2種は、パーティーを開いた時、皆様にお出しして、サラダに、パンに使って頂いて、その違いを楽しんで頂きました。
‘オリヴィエラ’のプロヴァンス産のものは繊細で、いろいろなものにソースの様にかけても楽しめ、
‘アルジアリ’のものには、程よい強さがあり、そのままでも、ハーブや塩コショウを加えても楽しめました。

次回も、ニースの街(旧市街以外)で、おいしいケーキ屋さん、レストランなどをご案内いたします。


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