【アート通信ー104:「草間彌生美術館」】

 104回目のアート通信は、2017年に東京都新宿区に開館した草間彌生氏の美術館「草間彌生美術館」からです。

「草間彌生美術館」入り口付近

草間氏と言えば、水玉模様、巨大南瓜を連想する人が多いのでは?また、ヴィトンとのコラボレーションなどでも知られ、今や現代美術界における世界的アイドルとも言える人気ぶりです。

「草間彌生美術館」建物全体を見る

そんな草間氏自身が設立した美術館がこちらの「草間彌生美術館」。小さな美術館ですが、日時指定の完全予約制なのでゆったり鑑賞出来ます。

年2回の展示替えで、南瓜だけではない、草間氏の70年以上に及ぶそして今も続く制作活動と作品を紹介しています。

「マンハッタン自殺未遂常習犯の歌」(2010)

今回の企画展テーマは、「私は死を乗り越えて生きてゆきたい」。草間氏が感じる死、愛が、これまでの体験や活動を通して作品として昇華され、私たちに迫ってきます。

2, 3階の企画展示は撮影不可ですが、4, 5階は撮影可能。

「大いなる巨大南瓜」(2024)

屋上には南瓜も!エレベーターやトイレにも草間氏の世界が展開されていますよ。

半数以上が外国人の訪問者で、氏の世界的人気を目の当たりにしました。


定期的にイベントも開催されておりますので、詳しくは、HPをご覧下さい。

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