[SHO-KEI-KAN 展」 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 5月 29, 2014 祖師谷大蔵にできたシェアスペース「笑恵館」の成り立ちを紹介する 「SHO-KEI-KAN 展」。 美術以外の企画は初めてだったので、どのようにまとめるか迷ったが、 優秀なスタッフのお蔭で無事開催。 今日が6日目。 連日のさまざまな方との出会いがうれしい。 レセプションには保坂世田谷区長も来館され、楽しんでいかれた(のだと思う)。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
【建築巡礼ー5:アールトによるルイ・カレ邸】 6月 11, 2016 屋根の傾斜はなだらかな土地の傾斜に沿っている フィンランドの著名な建築家でありデザイナーであるアルヴァ・アールト(Alvar Aalto:1898-1976)による建築です。 フランス人画商:ルイ・カレ(Louis Carrē:1897-1977)の晩年の家で、自然の中でアートと過ごす自宅兼ギャラリーです。 1959年に完成し(細部まで完成したのは1963年)、パリから西に40㎞、ベルサイユの先にあります。 *こちらはフランスで唯一見る事が出来るアールトの建築です。 デザインされた頑丈な門 雑木林の小道 門を入り、広大な敷地を歩いて行くと建物にたどり着きます。 玄関入口付近 木材の使用や大きく厚い窓ガラス、そして光の入れ方などから北欧の建築家の手によるものだと感じる事が出来ます。 ポーチの柱、こんなところにも木材を使用。 木材を使用したリビング外観 大きな厚い窓があるリビング リビングの暖炉周辺は自然素材の使い方がとても素敵 やわらかな光を取り込む玄関ホールの明かり窓 カレは仕事柄たくさんのアーティストや建築家と付き合いがありました。 そんな中で知り合いではなかったアールトに設計を依頼したのは、自然と共に過ごすというテーマやアートとの向き合い方に、彼と自分との共通点を見出したからだそうです。 こちらのリビングの為にデザインされたマット プライベート空間と、公的空間を分ける圧迫感のない扉 計画は3年もの年月をかけてじっくり進められ、完成後は当初の予定通り顧客、デュシャンやミロといったアーティスト、小説家、著名人などを招待してコレクションを堪能しながら交流を深めたそうです。 ギャラリストとして、まさに理想的な生活です。 庭には各居室からアクセス可 パーティーにも利用された庭 そしてカレの死後も夫人は亡くなるまで住み続け、ピカソなどの大事な美術品を手放してもここの土地・家は手放しませんでした。 とても強い思い入れがあったのでしょう。 現在はフランスのアールト財団が修復を続けながら公開・管理をしており、撮影やレセプションへの貸し出し、展覧会の開催などにも対応しています。 庭との関係(自然との関係)、部屋の取り方、家具・照... 続きを読む
【コルビジェ巡礼ー7:母の家】 4月 23, 2016 正式名称はla Villa「 Le Lac」(湖の家)です。 コルビジェとジャン・ヌレの設計により1923年、コルビジェが36歳の時に引退した両親にプレゼントした家で、スイス、レマン湖の畔にあります。父親はこの家に住み始めてまもなく亡くなってしまったので、実質‘母の家’という事なのでしょう。 個人的にはとても親しみを持ちました。なぜならその規模が小さく、自分の感覚で把握できるサイズだったからです。長さ16メートル、幅4メートル、長方形の平屋です。 庭より家を見る。ガラスの窓の様な扉が玄関。 中に入ると廊下はなく、ゲストルーム、食堂兼サロン、寝室、バスルームとわずかな仕切りだけで繋がっています。(このうち、ゲストルームは開閉式の扉で完全に仕切れます。) ゲストルーム。扉はすべて左側に収められる。 食堂・サロン 寝室 バスルーム どの部屋も南に面し、一連の大きな窓で繋がっているのでとても明るく眺望も素晴らしいです。しかも窓の高さが絶妙で、家の中から外を見ると敷地は見えず、まるで船に乗って航海している気分になります。 やはりある!屋上。 道路側より庭を見る。左奥の扉からはボート乗り場に直接出られる。 敢えて作った塀と窓。特等席。 庭から直接出られるボート乗り場。 庭に設置されている犬用の椅子。小窓から通りを行きかう人を見る事が出来る。 訪れた時は3月だったので緑も多くありませんでしたが、当時の写真を見るとうっそうと木々が生えているので、もっと緑に囲まれた家だった様です。 図々しい発想ですが、自分が住むなら自宅というより別荘かなと思いましたが、アルプスの山々やレマン湖を独り占めする眺望、庭からすぐボート乗り場に出られる解放感、とは言え、町から隔離されていないアクセス(駅まで徒歩20分)、細かいところまで気配りが行き届いた建物、「こんな家に住みたい!」と素直に思える家でした^^。 la Villa「 Le Lac」 コルビジェ巡礼はこれで終わります。 次回からは 今回の旅で触れた素晴らしい 建築・場所 について触れていきたいと思います。 *‘ コルビジェ’の表記について ... 続きを読む
【建築巡礼ー7:コープ・ヒンメルブラウによるコンフリュアンス博物館】 6月 25, 2016 コンフリュアンス博物館 musée des Confluences、 オーストリアの設計事務所 コープ・ヒンメルブラウ Coop Himmelb(l)au の設計で、リヨンのローヌ川とソーヌ川が合流する地域コンフリュアンスに2014年にオープンしました。 *コープ・ヒンメルブラウ Coop Himmelb(l)au:ヴォルフ・プリックス Wolf Prix、ヘルムート・シュヴィツィンスキー Helmut Swiczinsky、マイケル・ホルツァー Michael Holzer(1971年に脱退)によって1968年にウィーンに設立された建築設計事務所。 コンフリュアンス博物館 musée des Confluences外観 コンペで選ばれたこの個性的な建物は、エントランス付近の〈クリスタル〉と呼ばれるガラスの空間、奥の空中に伸びる〈雲〉と呼ばれる空間、そして宙に浮いた様に見えるこの建物の支える〈台座〉から成り立っています。 コンフリュアンス博物館 musée des Confluences の、" confluence "とは合流の意味で、 その名が示す通り文明の 合流 、アートと科学の 合流 を、古くから交通の要所であったここリヨンの2つの川の 合流 地点で提示していこうというコンセプトに基づいています。 基盤となるコレクションは1879年に開館したリヨン ギメ美術館のもので、化石やディノザウルスの骨格標本、仮面など200万点以上からなり、人間の現在までの進化発展を知る事が出来ます。 エントランスに入るとまずこの円錐形のオブジェの様な構造体が迎えてくれます。 上部は開口しているので、雨が降るとこの円錐形を伝って雨が流れてくるはず この構造体を囲む様にある階段、エスカレーター、スロープなどで上階に上がれます。 ちょっと不思議な感じです。 ガラスを通して見える外部の景色と、宇宙船内の様な内部の景色の対比がこの地区の未来を象徴しているようです。 最上階に進むと大きく視界が開ける展望スペースがあります。 この景色からここが半島の先端部分に建てられている事を実感できる 周辺はまだまだ開発が進みそう また、屋上には今リヨンで積極的に取り組んでいるエコ... 続きを読む