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3月, 2015の投稿を表示しています

アートフェア

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春はアートフェアが多いですね。 時期も同じ頃で、結局ハシゴする事になったりして、結構忙しいです。 ワンダーシード2015   3331アートフェア アートフェア東京2015 フェアのタイプにもよりますが、 作家がその場に居て自分の作品を語る という事はとても大事な事だと感じました。 たくさん語る必要はないし、うまくなくていい。 なんと言うのでしょう、 作家が作品の事を語った時点で ‘もの’ が ‘作品’ になる。 語らないで人任せにしていると ‘もの’ が ‘商品’ になる。 そんな感じでしょうか? 本来、作家が語らなくても作品自身が語ってくれるべきなのですが、よほどの名作でなければそれは無理でしょう。 作家は作品を作って、ようやく完成したと思ったら今度はしゃべり続けなくてはいけない。 すごく大変な事だと思いますが、もしそれが可能ならば、やはりそれはとても大事な事だと廻りながら感じました。    

お江戸

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最近気に入っている本です。 人文社の「広重の大江戸名所百景散歩」 広重によって描かれた春夏秋冬のお江戸が紹介され、その絵が描かれた正確な場所と時代背景も記されています。 例えばこちらの41景[市ヶ谷八幡]なら、 左ページの上に当時の地図、左下に現在の地図が示され、更に文章でその辺りの当時の様子や史実が記されています。 "へ〜!"という事も多くてとても興味深いです。   実際に訪れて絵が描かれた場所と同じ所に立って見渡すと、当たり前ですが当時と全く異なる景色が広がり"ここ?"という感じになりますが、お掘りや川そして大通りは当時のままで、歴史の大きなうねりの中に居る自分を感じられて、ちょっとロマンに浸れます。

「三鷹天命反転住宅」を見学して

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珍しい建物続きで東京都三鷹市にある、荒川修作+マドリン・ギンズによる「三鷹天命反転住宅(ミタカテンメイハンテンジュウタク)」のご案内です。 こちらはれっきとした賃貸住宅ですが一週間からの宿泊も可能です。 カラフルな外観は確かに目立ちますが、不思議と周りの環境になじんでいます。 これは、‘中途半端な数のカラーを使用するより、たくさんのカラーを使用した方がかえって落ち着く’という心理的理論に基づいているそうです。   植物に埋もれた建物 木の扉を開けて敷地の中に入ります。    各居室へのアプローチは意外と普通(?) そして居室の扉を開けると想像を超える世界が!   床が斜めなので、ハンモックがソファーやベット代わりに!   黄色い球体の部屋。床はお椀状でつるつる滑る!   ブランコも椅子替わり   収納スペースは無く、ぶら下げて収納とする 宇宙船の様なキッチン 機能的なところはほとんど無いのになぜか魅かれます。 そして、‘もしここを使いこなせたら、母親の胎内にいる様に落ち着くのでは?’という幻想すら抱いてしまいます。 「三鷹天命反転住宅」は、芸術家である荒川修作とマドリン・ギンズの独特の理論に基づいて2005年に完成した作品であり、現在もしっかり利用されている人気の賃貸物件です。そして作品としての保存活動も同時に行われています。 ご興味がある方は、見学会への参加がお奨めです。 三鷹天命反転住宅

GUNKAN東新宿(軍艦マンション)

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先日、縁あって東新宿にある「GUNKAN東新宿」(通称:軍艦マンション)を見学させていただきました。「GUNKAN東新宿」は軍用機の設計士だった渡邊洋治さんの設計で、1970年に建てられました。 その後、紆余曲折を経て現在はしっかりしたセキュリティー管理のもと、シェアハウス、オフィスそして貸スペースとして活用されています。 歴史ある個性の強い建物の活用は難しい事だと思いますが、こちらでは耐震補強を含めた準備期間を経て、とても上手に活用されています。 共有キッチン 個別の部屋、ちょっと手を加えています(水回りは無し) 共有スペース 特にシェアハウスでは、共有スペースの清潔感などがとても気になるところだと思いますが、なんと週に5回も清掃が入るとのこと。とてもきれいに整っていました。 またイベントなども定期的に開かれているそうで、適度な盛り上がりを保てるように、管理運営会社も細やかに気を配られているようでした。 圧巻は屋上 屋上は甲板に出た様な感じ バーベキューなども出来るそうですが、ただ屋上に出てぼ~とするだけでも気分転換出来そうです。 初めて一人暮らしをされる社会人などにはぴったりかもしれません。 Gunkan東新宿