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St-Jean-Cap-Ferat(サン・ジャン・カップ・フェラ)の邸宅

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今回は St-Jean-Cap-Ferat(サン・ジャン・カップ・フェラ) の邸宅、 Villa Ephrussi de Rothschild(ヴィラ・エフルシ・ド・ロスチルド) をご紹介いたします こちらは、ニースの東、前述の Villefranche-sur-Mer(ヴィルフランシュ・シュル・メール) よりもう少し東に進んだ所にある高級別荘地の岬、 Cap-Ferat(フェラ岬) にあります。 Villa(邸宅)は、20世紀初頭に大財閥で男爵であるロスチルドさんの娘の B é atrice (ベアトリス)さんによって建てられました。 世界で一番眺めのいい場所 として、この地を選んだのです。 ここは、半島上の小高い場所に位置しているので、 右を見ても左を見ても、美しい海を見下ろせるそのロケーション は、本当に贅沢です。 ニースからの81番のバス(Port de St-Jean行き) を利用して、 Passable で下車して下さい。 30分程です。 バス停 Passableの バス停です。こちらのバス停はすべてこんな感じです。 下車後、道路を向こう側に横断すると、案内があります。 ヴィラへの案内板 こんな感じです。 ここを入って行って下さい 少し小高い所に位置しているので、きれいな海や、映画で見た事があるわ~、という感じの高級別荘(ソファーが並んでいるプールや大きな車寄せ、手入れの行き届いたお庭などが見えます)を見下ろしながら進んでいくと、まずはこちらの ブティック(ミュージアムショップ のようなもの)に導かれ、そしてそこからお屋敷へと導かれて行きます。 お屋敷に入ってまず目を奪われるのが、大きな吹き抜けの空間。 細部に亘る装飾彫刻、床のモザイクは本当に丁寧で美しい。 お部屋はそれぞれルイ15世の間や、ルイ16世の間、などと名前がついており、セーブル焼きの壷や、お皿などのコレクションを展示している部屋もあります。 そしてお庭に面した部屋は、 レストラン・サロン・ド・テ になっています。 こちらの席で頂けます   大きなキッシュ 私はキッシュランチを頂き、デザートは下の写真より選びました。 素敵な空間で頂くと気分はお姫様! そして、お客様はインターナショナル。 お隣りか

Villefranche-sur-Mer(ヴィルフランシュ・シュル・メール)

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前回、マントンのところでで、コクトー美術館を訪れましたが、 コクトー の作品をここでも目にする事が出来ます。 それは 教会(Chapelle St-Pierre サン・ピエール礼拝堂) です。 ピカソ・サティ・モディリアー二 、そして シャネル とも交流のあった彼は、作家であり、詩人であり、画家でもあり、いわゆるマルチに活躍した天才肌の芸術家です。 ヴィルフランシュ・シュル・メール へ は、 ニースよりバスで10分 程 の所( マントン行きの100番か、81番 )にありますが、ニースと比べるととても静かで、人も少なく、落ち着いた町です。 海外の有名人も、今はニースよりもこの辺りを好んで長期滞在したり、別荘を購入したりするとか。 バス停Octroiで下車 すると、 右手広場の中に観光案内所があります。ここで町の地図をもらって歩けば、迷う事はまずありません。こじんまりした町です。 Chapelle St-Pierre サン・ピエール礼拝堂  上の写真が サン・ピエール礼拝堂です。 お隣りにカフェがあります。 お向かいではマルシェ(市場)が開かれていました。 内部は撮影禁止だったのですが、正面・右・左・天井にキリストの使途ペテロの生涯がヴィルフランシュ・シュル・メールの風景の中に描かれています。 そのはみ出さんばかりの勢いのある筆致は、新しい時代を予感させ、やはり魅力的があります。 扉近くの絵にはコクトーの周りにいた人も描き込まれています。 小さい空間ですが、ゆっくり鑑賞が出来ます。 礼拝堂の向こう側は海で、遊覧船の乗り場がありました。 遊覧船の乗り場、結構乗る人が多い こちらに向かう途中で面白い事が・・・それは≪日傘≫です。 私は南仏のあまりにも強い日差しに耐えかねて(染みになる、というレベルではなく、痛い!)日傘を使用していたのですが、どこへ行っても変な人、という目で見られます。 彼らはわざわざお金を出して南仏にやってきて何をするのかって、日光浴! そのありがたい日差しをさえぎるなんて!何しに来たの?ときっと思うのでしょう。 「お大事に!」 (これは、厭味です。日差しをさえぎらなければならないのは、体が悪い人かかなりのお年寄りだけ、という事で。) 「雨降ってないよ!」 (これも‘変な人ね~’という意味