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12月, 2014の投稿を表示しています

今年最後に観るものは

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今年最後に選んだ観るものは、 エスパス ルイ・ヴィトン・東京で開催中の[IN SITU-1]と銀座メゾンエルメスフォーラムで開催中の[逆転移]。 期せずしてどちらも韓国出身の女性アーティストによるものです。 最近アジアのアーティスト、特に韓国人アーティストの活躍がすごいと思っていましたが、この時期同時に東京で開催されるのはそんな時代の象徴でしょうか。 [IN SITU-1] MIN-JEONG SEO [逆転移] LIGYUNG かなりざっくり言ってしまうと、MIN-JEONG SEO のテーマは‘創造と破壊’ LIGYUNG のテーマは‘光’。 どちらの作品も完成度が高く、年末の慌ただしい中リュクスな空間でゆったりした時間を持てました。 [IN SITU-1] は2015年1月4日まで  ESPACES LOUIS VUITTON,Tokyo [逆転移] は2015年1月7日まで  Ginza Maison Hermēs

ミッシェル・ゴンドリーの世界一周展

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先日、東京都現代美術館で行われている〈ミッシェル・ゴンドリーの世界一周展〉に行って来ました。 ミッシェル・ゴンドリーとはフランスの映像作家で、ビョークや、ザ・ローリング・ストーンズなどのミュージックビデオ、リーバイス、GAP、コカ・コーラ、ナイキなどのテレビコマーシャルを手掛けた人で映像の世界では有名な人です。 そんな映像の魔術師が繰り出す映像は無限でどれもご機嫌、いつの間にかこちらもルンルン気分になってしまいます。 第一部の「ムービー・ファクトリー」ではカフェ、電車、レンタルビデオ屋さんなどのセットでなりきりごっこ遊びが出来るので、4~5人でワイワイ行くと楽しそう。カメラをお忘れなく。 カフェのセット 電車のセット(昼夜、都会・田舎など切り替えが出来る) ビデオ屋さん入口のセット 2015年1月4日まで。 http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/michelgondry.html

小川三知のステンドグラス

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日本のステンドグラスの草分けとも言える小川三知(1867/7/1~1928/10/24)のステンドグラスは、震災や戦災で消失したものが多いですが、現在でも公開され鑑賞できるものがいくつかあります。 そのなかでも台東区にある黒沢ビルのステンドグラスは他とは趣が異なります。 三知(さんち)は、家業の医者を継ぐ予定でしたが、弟に家業を託し美術の道に進みました。 黒沢ビルの作品は、ビル内にあった弟の「小川眼科病院」の為に作られたものです。 だからでしょうか、どの作品にも自身の趣向がにじみ出ている様に感じられます。 入口扉上部の作品   応接室の天井照明 美術学校で学んできた日本画や漆芸の知識・技術が生かされており、西洋図柄の作品とは大きく異なり一見の価値があります。 黒沢ビルでは建物や作品の保存に取り組んでおり、定期的に見学会も開催しています。   黒沢ビル