シャガール美術館
旅をした Côte d ’Azur (コート・ダジュール地方) の美術館の1つ、 Nice (ニース) の シャガール美術館 をご紹介します。 美術館の敷地の入口付近 正式名称は、 「Mus é e national Message Biblique Marc Chaga」 (マルク・シャガール聖書のメッセージ国立美術館 )。 とてもきれいな庭の中のあり、フラットな設計で、収納作品のボリュームもちょうど良く、またテーマも聖書からのメッセージに絞ってあるので理解しやすいと思います。 ゆったりとした敷地の中に建っている 初めにミュージアムショップが入っている、小さな建物の中でチケットを購入し(トイレもあります)、庭を抜けて美術館本館に移ります。そこで、自分の国籍を告げ(アンケートです)、言語を指定してオーディオガイドを借ります(日本語もあります)。後はガイドに従って、あるいは自分の見たい順番に鑑賞していけば大丈夫です。 ステンドグラスもとてもきれい こちらは必見! 奥にあるホールには、ステンドグラスと内蓋に絵が描かれたピアノのような楽器があります。また、こちらでは約1時間ごとにシャガールの生涯を描いたフィルムも上映しています(約1時間)。解説はフランス語ですが、映像にはシャガール自身や、彼がこちらの美術館を訪れた時の様子なども映っていますので、貴重なフィルムと言えるでしょう。 やはり‘青’はきれい 間接的に自然光が入る。季節・時間帯によって窓のブラインドカーテンは開けられる 全館白を基調としており、柔らかな自然光が作品の色(特に青)の美しさを際立たせます。 海外の美術館では、作品の色がその土地の空気、光の違いによって、日本で見るのと異なって感じます。日本では閉ざされた薄暗い空間でライトで照らし出された作品を鑑賞する事が多く、同じ作品を現地で鑑賞すると、こんなに明るくきれいな色だったのか!と驚かさます。 今回のこちらの訪問でも私のシャガールへの印象は、もっと明るく、愛にあふれたものへ変わりました。 広い庭の隅にカフェスペースがある 一人では食べきれないサイズのバケットサンド 鑑賞後は、庭のカフェでのお茶もしくは軽食がお勧めです。スタッフは